今や一人一台は当たり前な携帯電話。
自分もドコモの電話を持っているが、毎月の高い携帯料金を安くする方法はないかと考えた(ー`´ー)
自分は電話もメールもしない。携帯をほとんど使わないのだが、それでも毎月の利用料金は1万円弱にもなり、年間の支出は10万円を超えその額は10年で100万円以上にもなる。
いっその事、携帯をやめて業務用トランシーバーとか無線機でもいいのだが、ショッピングセンターとか街中で無線機をぶら下げて持ち歩いている人はまずいないし、携帯持ってるのが当たり前の時代。
しかも、普段は使わなけどたまに使うので解約するという訳にもいかないので、渋々高額な料金を払っている感じだ。
自分の場合、パケット定額サービスは「パケホーダイダブル」。 これは、あまり使わない月は安く、たくさん使っても上限5700円以上は上がらない、という訳だがその上限5700円はパケット量で換算すると「71250パケット」、容量で換算すると「8.6MB」となる。これはどのくらいかと言うと・・・・
ページ容量→ 200KB=1600パケット= 1ページあたりの通信料約128円
ページ容量→ 500KB=4000パケット= 1ページあたりの通信料320円
ページ容量→ 40960~81900パケット=5~10MB= 動画5分あたりの通信料4300円~8600円
つまり上限設定の8MBはとてつもなく少なく、どうあがいても上限到達5700円はまぬがれない! |
少しだけと思い少し使った瞬間に針が一瞬で上限額に振り切って、リミッターが作動するのであるっ! |
なお、スマートフォンの場合はデータを自動受信しているのでほおっておいても勝手に上限に到達する。 |
という事で、「少ししか使わないと安く、たくさん使っても上限5700円で安心」という2段階制のパケホーダイにおいて実際のところは、「たくさん使うか、まったく使わないか」なのである。あまり使わない月は安くとか言ってるけどこれじゃ2段階制の意味がねえ。
むしろ少し使う人にとっては、1ページ数百円という高額な請求である。
そこで、少しだけ使うと5700円のリミッターが作動する高額な通信費用、これをなんとか節約できないか考えた。
調べると『MVNO(仮想移動体通信事業者の提供する格安SIMカードを利用する)」という方法があるようだ。MVNOは無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供している事業者のことで、MVNO業者はドコモなど携帯電話会社から電波を借りて運営している。
これにより、例えば、通常はドコモの携帯電話だとドコモとプランなど契約するのが当たり前だったが、ドコモの携帯電話を利用して携帯料金が安い他の業者と契約して使う事が可能になる。
従来は、ドコモの携帯端末だったら当然ドコモと契約しないと使えないのが当たり前だった。しかし最近になって、例えばドコモだったらドコモの端末をドコモと契約せずに別の料金が安い回線業者と契約して使う事ができるようになったらしい。この際SIMカードが回線業者より提供されこれを携帯電話やモバイルルータなどに挿して使用する。
で、様々なMVNOがある中で選んだのが「日本通信Bモバイル」が提供する、データ通信専用の格安SIMカード「X SIM(エックスシム)」というやつ。(データ通信用SIMカードは電話など通話はできない、インターネットしかできない)
「X SIM」は全部で4つのプランがある
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| 基本料 | 基準データ通信量 |
プランI | 900円 | 1.01GB /月 |
プランN | 900円 | 51MB /日 |
プランB | 1505円 | 2.2GB /月 |
プランFlat | 2980円 | 7GB/月 |
備考:各基準データ通信容量を超えると、速度が200kbpsに制限される。要するにネットの速度が落ちる。自分に合ったプランはどれにしようかと考えたが、1日あたりそんなに使わないので「プランN」にする事にした。1日あたり51MB以上を使用すると制限により回線速度が落ちるが、そこまでは使わないだろう。(51MBは、インターネットのページ100ページ~200ページくらい)
契約は、Bモバイルのホームページで名前や住所とクレジット番号を記入するだけで終了。
3日後くらい、提供されるSIMカードが到着。
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このSIMカードを、今使っている携帯電話に挿せばすぐに使えるようになる!!キタ━━(☆∀☆)━━!!!
しかし、契約したのは『音声通話機能無しのデータ専用のSIMカード』です。このまま携帯に挿せばインターネットは見られますが、通話はできません。よって電話の発信も着信もできません。
あえて通話機能無しで契約したのは理由があります。携帯に挿して使うのではなく、モバイルルーターに挿して、モバイルルータとしてWIFIに接続して使うからです。持ち歩ける移動式の無線LANというと分かりやすいかと思います。
イメージ
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BモバイルのSIMカードの契約と一緒に、Bモバイルの中古のモバイルルーターを買いました。新品のモバイルルーターは2万円以上はしますが、中古のモバイルルーターは1万円くらい。傷がかなりついていますが問題なく作動します。このモバイルルーターにBモバイルのSIMカードを挿して使います。
SIMカードの大きさが違うので、写真一番右の変換アダプタを使用します。ナノSIMカードをアダプタを使用し、通常のSIMカードの大きさにしてモバイルルーター端末に挿入します。
このモバイルルーター「 Bモバイル BM-MF30 」はSIMフリーなので、各社様々なSIMカードを選ばずに使えます。(※SIMカードに他社で使えないようにロックがかかっている場合はロック解除必要。事務手数料で解除可)
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忘れてはいけないのが必ずモバイルデーター使用をオフに!! |
忘れてはならないのがスマートフォンのデーター使用の設定項目で、『モバイルデータの使用』を必ずオフにしなくてはならない。
これをオフにしないと、スマートフォンは勝手にデータを受信し、全然使わなくてもほおっておいても料金が全開で上がる。
ある日、「気が付いたら5700円!!今月は全然使ってないはずなのに!ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン」という事態に陥る。(※<基本料300円+通信料<などのの2段階制パケホーダイにおける)。(※段階無しの定額制の人は気にせずガンガン使ってください。少し使っても沢山使っても5700円などですから(
なので、スマホが勝手にデータを受信して料金が全開に上がるのを禁止にしたいので、『モバイルデータの使用』をオフにするのである。
モバイルデータをオフにすると当然、このスマホでは電話はできるもののインターネットもメールの送受信もできなくなる。そこで、モバイルルータ経由でWIFIに接続する。携帯メールの送受信もインターネットも問題なくできます。
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さて、スマートフォンのモバイルデータ使用をオフにし、モバイルルーターを運用することで一か月間テストしてみた。
どのくらいの節約効果があったでしょうか??
<テスト結果>
<2月ご利用分>
摘要 | 料金 | 備考 |
基本使用料 | 934円 | ファミ割MAX50/ひとりでも割50 -930円 |
通話料 | 0円 | ファミリー割引料-120円 |
パケット通信料 | 5700円(上限) | 2162717パケット使用(264MB)。基本使用料(パケホーダイダブル)370円含む |
その他ご利用料金等 | 2410円 | ゆうゆうコール定額料、spmode利用料など |
合計金額 | 9715円 |
誰もお話しする人いないの?という突っ込みはご遠慮ください(笑) |
<3月ご利用分>
摘要 | 料金 | 備考 |
基本使用料 | 924円 | いちねん割引料10年超 -470 ファミリー割引料 -470 |
通話料 | 0円 | ファミリー割引料 -200円 |
パケット通信料 | 0円 | 0パケット使用 |
パケット通信定額料(パケホーダイダブル) | 372円 | |
その他ご利用料金等 | 2086円 | ゆうゆうコール定額料、spmode利用料など |
合計金額 | 3626円 |
という事で、毎月1万円弱の高額な携帯代が我が財政をひっ迫していた訳であります。携帯いらないからそこは業務用トランシーバーで「こちらCQ!応答せよ!メリット5!」と言う訳にもいかないので、携帯代節約は以前からの課題でした。
今回、この格安SIM運用で毎月の携帯料金を5千円も安くできた事はかなり大きく、我が財政にも少し余裕ができました。この金で飲みに行くか~?それとも新たに趣味でも始めるか~?いや、貯金しましょう。
携帯のヘビーユーザーはともかく、自分と同じようにスマホだけどあまり携帯は使わないという人にこの節約術はおススメです。もう高額なパケット代は払わなくていいのです!
MVNOたちは確実に節約へ導き家計を豊かにするでしょう!
是非みなさんもお試しあれ(≧▽≦)ノ