| 今回の「茨城の滝」は、常陸太田市里美エリアの滝を特集してご紹介します。
| 里美エリアは水源が豊富で、滝の宝庫です。
| 夏に撮りためた滝の写真ですが、どうぞご覧ください( ̄▽ ̄)ノ
| 常陸太田市旧里見村の塩の草集落を流れる渓流、薄葉沢。(うすばざわと発音する)
| この薄葉沢を上流へと上って行くと、「塩の草滝」と「薄葉沢の滝」、その他の数多くの滝を楽しむ事ができる。
| 滝までは、沢沿いの林道を歩いて行く。途中まで車で入っていけない事は無いが、転回する場所が無いので徒歩で行くのが無難。モトクロスバイクだったら余裕でいけるかも。
途中の分岐 左:塩の草の滝方向↓ 右:薄葉沢の滝方向↓
| ↑ ↑ ↑
| 分岐を左方向へ進むと、塩の草の滝方面へ、右方向はハイキングコース本線で、薄葉沢方面へ。
| 塩の草の滝へたどり着くには、左方向へ行くが途中で行き止まりと沢にぶつかって行き止まりとなるが、その沢沿いをじゃぼじゃぼと水の中を沢歩きするか、沢の斜面を気合いでよじ登っていくと塩の草の滝の正面へたどり着く事ができる。
| 沢歩きの際は長靴があると便利だが、水量が多い時は水面がひざよりも上にあるので長靴でも浸水する恐れが・・・(汗) いっその事短パンに素足で進行するか、胴長靴なんかがあるといいだろう。
| しかし、斜面を登る事で沢歩きは回避できるが、斜面がけっこう急なので転落に注意である。
| 転落でもしたら岩に頭を強打して救急搬送は免れない。
| いや、圏外だから呼べないかヾ( ̄o ̄U) とにかく怪我には注意だ。
| 自分が行った時は長靴だったが水量が多かったので、沢の左側の斜面より滝の正面へ迂回する事にした。
| さきほどの分岐を右方向へ、しばらくあるくと薄葉沢の滝へ。
| 落差7~8m、幅約5m。なかなかの水量があり、なかなかの見ごたえがある。
| 薄葉沢の滝を過ぎて少し行ったところに早瀬の滝の看板がある。
| 肝心の滝はというとこの崖下、数十メートル真下である。
| で、まったく見えん・・・。
| っていうか凄いガケに戦々恐々・・・。
| のちに調べた所によると、早瀬の滝を拝むには、薄葉沢の滝付近より沢伝いに気合いで登っていくしかないようである。沢登りでサバイバルごっこするにはいいかもしれない。
| この先にも沢山滝があるようだが、今回はここら辺で引き返し、また次の別の滝をまわってみる事にした。。
水戸市からだと約1時間。
国道349をひたすら北上し、常陸太田市小中町の国道349と県道22号線が交差する十字路【猪鼻峠入口】交差点を右折。突きあたりまで道なりに真っ直ぐ。
突き当たりに駐車できるスペースがあるので、そこらへんに駐車。
駐車スペースから薄葉沢の滝までは約900mくらい。
ハイキングコースになっており、高低差もほとんど無いので楽に歩けるが、薄葉沢の滝より先にも滝がいつくかあるようだが途中ガケになっており狭い場所があるので転落には注意。
特に早瀬の滝辺りから険しくなってくる。
| 次に向かったのは、里美梨木平というところ。
| 久慈川支流である里川が流れるこの梨木平周辺にもいくつかの滝を見ることができます。
| 梨木平駐車場に車を停め、遊歩道へ。
| 峡谷を濁流が一気に流れ落ち、低音の効いた轟音が鳴り響く。
(もっと寄れって?流れが激しくてこれが限界・・・)
| 雄滝よりも、雌滝の方が荒々しく力強く迫力があるように感じる。
| まるで現代の世相を反映してるかのようである(?)
| 自然に囲まれたロケーションなのだが、もったいない。
| 夏休みにバーベキューとか、貸し切りで、ドラムとか太鼓とか持ち込みして音楽合宿とかいいかも。
| コースに再び戻りさらに先に進むと、菅谷不動滝または「菅谷不動尊の滝」という直瀑の滝があります。
| 迫力はありませんが、風情のあるしっとりした滝です。
梨木平工芸の森に車を停め、そこからハイキングコースへ。
■梨木平工芸の森
――所在地――
茨城県常陸太田市上深荻町1804
| 次に向かったのは、同じく常陸太田里美エリアの、小中町(こなかちょう)の山奥。
| 幅の狭い薄暗い林道を進みます。
| 対向車が来たら泣きそうですが、頑張って一番奥まで突き進めば、一番奥は広くなっているのでここに停められます。帰りはここで転回して戻ります。意外と余裕です
| しかし精神衛生上、狭い道や林道に不慣れな方は手前に停めて徒歩で行く事をお勧めします。
| ※当方が勝手に言ってるだけで出会いの由来については諸説あります(笑)
| 主役の滝以外にも目を移せば、コケ、水草、実に様々な被写体があり飽きない。
(広角側が足りなくて全部はいらんかった…。無念(TДT))
まるで他県へ観光に来たと錯覚してしまうような光景。 |
人工的に作られた名園ではない。正真正銘、自然が作り出す造形美に感動。 |
| ※ちなみに、上の写真と同アングルで撮影するには、木橋より少し沢を上って、滝の手前ギリギリまで寄る必要があります。ハイキングコースから撮るには距離があり、遠すぎるので長靴で沢を歩きして滝に寄るといい映像が撮れるでしょう。岩がぬるぬるして滑りやすいので転倒には注意。自分が転んだがカメラ大丈夫でした(笑)
水戸市からだと約1時間。
ひたすら国道349を北上。
国道349号線、常陸太田市の里美地区の小中町804付近のT字路を右へ曲がり道なりに真っ直ぐ。看板が立っているので分かります。
| というのも、コケや水草の鮮やかな緑色から茶色に薄くなってしまうため、コントラストの強い鮮やかなグリーンが撮れないのです。また来年です
| みなさんも是非、来年の夏には滝巡りをしてみてください( ̄▽ ̄)ノ